Google Chrome、Cookie盗難を防ぐ新技術「DBSC」を一般公開
- 4月13日
- 読了時間: 2分

2026年4月、GoogleはChromeブラウザの新しいセキュリティ機能「Device Bound Session Credentials(DBSC)」の一般公開を発表しました。
そもそもセッション盗難って?
Webサービスにログインすると、ブラウザには「セッションCookie」というデータが保存されます。これはログイン状態を維持するための認証情報なのですが、マルウェアによってこのCookieが盗まれると、パスワードなしでアカウントに不正アクセスされてしまいます。盗まれた認証情報が攻撃者の間で売買されるケースもあり、企業にとって見過ごせない脅威です。
DBSCはどんな仕組み?
DBSCは、セッションCookieをそのデバイスに暗号的に紐づけることで、この問題に対処します。PCに搭載されたセキュリティチップ(WindowsのTPM、macOSのSecure Enclave)を使ってデバイス固有の鍵を生成し、Cookieの更新時にその鍵の所有を証明させます。
つまり、たとえCookieが外部に持ち出されても、別のデバイスからは使えなくなるということです。
対応状況
現在はWindows版Chrome 146で利用可能で、今後macOSにも対応が広がる予定です。W3Cのオープン標準としてMicrosoftやOktaとも連携しており、他のブラウザやサービスへの普及も期待されています。
今のうちにできること
この機能をしっかり活用するために、以下の対応をお勧めします。
Chromeを最新版に更新する運用の徹底
社内PCのTPMが有効になっているかの確認
ブラウザの自動更新ポリシーの見直し
DBSCは、これまでの「盗まれてから気づく」アプローチから、「盗まれても使えない」という予防的な守りへの転換を実現する技術です。ぜひ押さえておきたいアップデートです。
出典:Protecting cookies with Device Bound Session Credentials - Google Security Blog



