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「また逆じゃん…。」──USB-TypeAが人類から奪っている時間をAIに計算させてみた:2025/08/26

  • 執筆者の写真: 晋次 宮田
    晋次 宮田
  • 2025年8月26日
  • 読了時間: 3分


誰もが経験するあの“あるある”


USB Type-A。あの四角い端子を差すときに「あれ、入らない。逆か?」と、ひっくり返した経験は誰にでもあると思います。

たった数秒の手間ではありますが、世界中の人が同じことを繰り返しているとしたら?

ちょっと気になったので、人類全体でどれだけ時間を失っているのかを、複数のAIに計算してもらいました。



各LLMが出した推定値


LLMに提供したPromptは以下


USBのタイプAは、差し込みの形状に上下が有るため、挿し間違えて挿し直しをすることがあります。 世界中でどのぐらいの挿し直し時間が消費されているかをできるだけ精度高く推論してください。 時間だけでなく、推定の論拠を述べてください。

同じPromptですが、AIごとに前提や計算方法が違っており、結果はかなりバラバラなものとなりました。

それぞれの推定値を「年間の無駄時間」に換算すると下記のとおりです。

モデル

年間の無駄時間(時間)

人年換算

コメント

ChatGPT-o3

1億3,000万時間

約1.5万人年

PCや充電器をバランスよく考慮。中央値的な推定

ChatGPT5-Thinking

2,930万時間

約3,340人年

モンテカルロで幅を算出。1人あたり年間約51秒の損失

ChatGPT5-Pro

1,450万時間

約1,660人年

最も控えめ。充電器とPCを分けて推定

DeepSeek-R1

6,083万時間

約6,940人年

PCのみを中心に、シンプルに算出

LeChat

12億1,700万時間

約13.9万人年

想定を盛った結果、突出して大きな値

Grok4

6億8,300万時間

約7.8万人年

既存研究を多数引用、やや過大

Gemini 2.5 Pro

5億800万時間

約5.8万人年

1日159年分という推定をベース



平均すると?


  • 現実寄り(ChatGPT系とDeepSeek):3,000万〜1億時間/年

  • 強気シナリオ(LeChat、Grok4、Gemini):5億時間超

中央値は約1.3億時間/年。これは「1.5万人が1年働き続ける」規模に匹敵します。なんだか途方もなく無駄な時間に思えます。



LLMごとの違い


LLMごとの違いは、主に3つの前提から生まれています。

  1. USBを挿す回数/日

    月に数回とみるか、毎日複数回とみるかで大きく変動。

  2. 失敗率

    30〜60%が多い。理論上は50%だが、ロゴの向きや経験で実際は前後。

  3. 1回あたりのロス時間

    1〜3秒(机の上) vs 4〜5秒(暗い背面ポート)。

ほんの数秒の差が、世界規模だと「数億時間」に跳ね上がっていることがわかりました。



そう考えるとUSB-Cは凄く良いものかもしれない


この「向き問題」がもたらした累積損失は、人類が数十億時間を無駄にした可能性を示しています。しらんけど。

なんで最初っからリバーシブルにしなかったのか?と思っちゃいますよね。まあ色々あったのでしょう。



まとめ


  • USB-Aの裏表ミスは、世界で年間数千万〜1億時間の無駄を生む。

  • 想定を盛ると、5億時間以上に達する推定もある。

  • デザインの一見小さな制約が、人類規模のコストに直結する。

次にUSB-Cを挿すとき、ほんの少しだけ「この数秒が救われてる」と思い出してもいいかもしれません。


 
 
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